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しょうの自由帳

自由に生きる人のライフログにしようと試みるも書けないことが多すぎて企画倒れ

よくわからない年度末相場

3/31。2014年度最終日。中国の住宅ローン規制緩和の影響もあり、東京市場は世界同時株高で朝を迎えるも寄り天、引けまで売られ続けて終了。下げ方からして現物主導の売りに見えたのだけれど、この「期末売り」の理由を考えてみたい。

日経平均TOPIX比較チャート(2015/03/31)

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ファンド(国内外)

ファンドの「期末の益出し」あるいは「期末/期初の銘柄組み換え」ってあるのだろうか。益出しについては受け渡しベースではすでに新年度なのでありえない。ファンドの銘柄組み換えはあり得るが、なぜ最終日にやるのかはよくわからないよね。もっと前から(あるいは4月に入ってファンマネが新任者になってから)マーケットインパクトを与えぬようゆっくり計画的にやればいいのに。仮に売るにしてもファンドはキャッシュポジション3%以内とか決まっているはずで、売りだけを行うことはせず、売りと買いを同時にするのが基本である。しかも期末に売り込んでしまうと、運用報告書に記載するファンドの基準価額が剥げ落ちちゃうからむしろよく言われる「ドレッシング買い」をすべきだよね。すなわちファンドが期末に売るメリットは皆無。

 

その他の機関投資家(国内外)

その他の機関投資家(証券会社プロップ、信託銀行)は自己資金を運用しているから、期末に売りたくなる気持ちはわからなくもない。しかし、彼らが全体の売買代金に占める割合は少ないのではないか。国内でいえば主体別売買動向を見るに、信託銀行:生損保=25:1、証券会社の自己売買比率も1%を下回る。圧倒的に信託銀行やファンドの売買が大きいといえる。ドレッシング買いの方がマーケットインパクトが大きいのではないか?実際2013年度末は引け際に怒涛の買いが入ったと聞くし、2005年~2014年度末を日足ベースでみても下髭は多い(引け底だったのは06、09、10で今日のような大陰線はなし。他7回は下ヒゲか陽線。あるいは法則性ないのかな。)。

 

理屈で考えると期末、それも最終日にまとめて現物を売る理由がないと思うのだけれど、実際には現物主導っぽい動きの売りがあり、かつ大型の大量引け売りもそのまま約定している。そして引け後は現物の売り圧力が剥がれたかのように先物は上昇。見落としている背景情報があるのだろうか。あるいはただの実需売りか。

 

追記

「受け渡し日ベースでは新年であり、新任のファンマネが以前のファンマネのポジを(キャッシュポジリミットに引っかからない範囲で)売っている」というのはありそうですね。期末は陰線になることは多いらしく(※)、ドレッシング買いがあれば下髭、なければ底みたいな感じなんですかね。でも基準価額を年度末に下げてまですぐ売りたいのかな。昔の人の残骸は一刻も早く処分みたいな。よくわからない。

3月の最終売買日は要注意!過去23年からわかる嫌な傾向 : 株ログNEWS

 

補足

個人的には値動きだけ見ていて、「鉄道各社、陸運めちゃ売られとる!これはよくわからんが独自需給だ!!」ということでちょっとだけJR東海ショートで儲けました。しかし「天井圏でハイボラ、そしてこの下げ方はあかんやつやろ」ということで引け際にショートをめちゃくちゃ積み増し。先物が騰がってたり、諸外国の株価を見るにとりあえず寄付きは焼かれて死んでしまいそうだけれど、そこからの動き次第で損切りかホールドか決めたいなと思う。今日の売りが実需売りであったことを祈る。

JR東海(2015/03/31、5分足)

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日経平均日足(2015/03/31時点)

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しょう