しょうの自由帳

自由に生きる人のライフログにしようと試みるも書けないことが多すぎて企画倒れ

【主体的に生きる】ブラジル事業の有力者と繋がったけれど、期待に添えないので協力要請できない話【今を犠牲にしない】

先日、ある方とお会いした。その方はブラジルビジネス界の有力者で、各種商工会議所、協会との結びつきも強く、若者を応援したいという考えもお持ちになられている非常に素晴らしい方だった。「日本の活気を取り戻すには、ブラジルとの協力が必要だ」、「今までお世話になった方への恩返しや彼らの意志を継ぐために、日本とブラジルの関係を活性化する」といった大志を本心から抱かれており、非常に尊敬できる方だった(僕にはこうした「こだわり」があまりにもないので、あるものに熱中できる人は本当に尊敬している)。

もちろん、僕の話も熱心に聞いてくださり、「やれることはやりましょう」とも仰ってくださった。しかし、彼の発言から察するに、そこには「僕がブラジル事業に全身全霊で取り組むならば」という前提が入っていた。彼の発言とは、

 

「何かを成し遂げるには軸が必要だよね。やっぱり譲れないこだわりや軸がないと、壁にぶつかったときにすぐにへこたれてしまう。」

「僕が君の立場なら、今から語学や基礎知識を必死で詰め込むよ。日本の大学生と違ってブラジルの大学生は相当勉強している。今のままでは相手にされないよ。人間性も、語学も、専門性も足りないものが多すぎる。それに向かって全力で努力しなきゃね。」

といった調子だ。これから察するに、彼の期待はとてつもなく高い。それは当然のことだ。彼の性格、やりたいことの壮大さを考えれば、弟子となる者への期待はいくら高くても高すぎるということはない。 

確かに、彼に師事し全身全霊を注いで期待を超え続ければ、「成功」や「富と名声」は高確率かつ最速で得られるだろう。しかし、それは僕がほしいものではない。僕がほしいのは自由とワクワクと最高のパートナーだ。これを得るためにはブラジルも必要だが、株もナンパも必要だ。株による収入がなければ収入源が複線化できず、環境が変わると「詰み」状態になり自由がなくなる(とはいえ株だけでもダメだからブラジルもやる)。ナンパをしなければ最高のパートナーは得られない。そしてブラジル同様、株もナンパも楽しい。だからブラジルに全身全霊を注いで株とナンパを犠牲にすることはできない。

また、人生急いでもおらず、道中楽しければそれでいい。今の楽しみを犠牲にしてまで必死に努力することはできないのだ。

従って、彼の期待には応えられない。ブラジル事業という観点からすれば願ってもないチャンスだけれど、僕の人生全体からすれば許容できない。期待をかけてくださった彼には本当に申し訳ないけれど、仕事仕事で大事なものを見失ってバランスを失うのはもう懲り懲りだ(※)。将来のために今を犠牲にしたくない。

※僕は過去頑張りすぎて体調を壊し、2週間の入院と半年の自宅療養を余儀なくされたことがある。その時は肝臓も悪くなっていて命を失いかけた。回復後も数年間は色々と尾を引いてしまったため、大事な学生時代に友達を作れず、まともな恋愛もできなかった。当時の頑張りがなければ今の自分がないのは確かだが、それにしても失ったものが大きすぎた。

 

This Is What We Are Today

しょう