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しょうの自由帳

自由に生きる人のライフログにしようと試みるも書けないことが多すぎて企画倒れ

大阪・梅田の夜

梅田へ

とある金曜日23時、大阪・梅田に遊びに一人で行った。たまにはこんな夜も必要だ。京都に住んでいるので、京阪の終点淀屋橋駅から歩いて梅田にいく。ちょっと道に不安があったがGoogleマップに頼らずあえて人に道を聞く「人力マップ」を利用。気分はそれほど開放的だ。

ラブホ・風俗街を過ぎると梅田駅周辺。帰りがけのサラリーマンが駄弁る半屋外の呑み屋がひしめくさまは、まさに大阪っぽいなと思う。しかし、今夜の目的はおじさんと駄弁ることでも、バーやキャバクラで愚痴をこぼすことでもない(ちなみにまだそんな歳でもないし、そんな歳になったとしてもやりたくない)。今日は女性に出会いに来た。関西に引っ越してからは忙しく、研究室・学校と家を往復するしかなかった僕は女性と縁のない生活が続いていた。京都に住み始めてからまともに話した女性といえば研究室の秘書さんか大学のキャリアカウンセラーだけだった(引っ越しついでに一緒に京都観光した女友達は除く)。

 

なぜ梅田に?

自分自身、女性と関わりがないこと自体には驚くほどストレスがかからない人間で、ほんとうに所謂「草食系」だと思う。しかし、女性と関わりがない期間があまりにも長くなると、男性的魅力は劣化し、いざというときに女性を落とせなくなる。だから自分にムチを打ってでも、女性との関わりは維持しないといけないし、たまにはもっと積極的に動いて、男を磨かないといけない。

加えて、実は2014年になってから意識していることとして、「出会いはナンパ形式で」というのがあり、東京にいる頃から実践していた。道や電車、バー、クラブで見ず知らずの人に声をかけるのは今でも怖い(道を尋ねることすら怖い)が、意外と実りは豊富で、週に一度の活動で幾つか電話番号をゲットし、その中から大体1人とは食事に行き...という調子だった。しかも、今までの人生で最高ともいえる出会い・付き合いすらできた。

そんなわけで、わざわざ1時間半かけて人の多い梅田まで23時にやってきた。終電は放棄している。

 

いざとなると...声をかけられない

しかし、いざ梅田に到着すると全然声をかけられない。「この子は足切りライン以下」という理由ならまだ許せるが、こういうときに限って賞賛に値するほどの想像力を膨らませて、声をかけない理由を探し出す。「今早歩きだから、終電間近で急いでいるんだろうな」、「無愛想な顔して音楽聞いてるし、声掛けてもむっとされるだけだろう」、「あのペアは仲良く楽しそうに話しているから、邪魔しちゃいけない。」、「あそこで立保受けている人は人と待ち合わせかな」、「あの人さっきナンパを退けていたから、自分が声かけても無駄だな。」、「自分はあの人を楽しませられない」などなど。普段からそれだけ相手のことを推し量って行動できればどれ程良いか。でも今はそれが僕を邪魔している。

いつの間にか、声をかけるどころか、待ち合わせをする集団に溶けこんで待ち合わせている振りをするイタイ奴になっていた。電話にでる振りをしたり、おもむろに時計を除いてみたり、なかなか待ち合わせ相手が来ないかのごとく地団駄踏んだり、我ながら名演技だ!

そんなことをしていても意味が無いので、景気づけにHUBに行ってお酒を飲む。しかしダメだ。動けない。HUBでも「どの子も他の男と話しているから、無理だな」とか考えながら一人で3/4パイントを飲み干した。

HUBもダメなので、とりあえずもう一度外に出てみる。もう深夜1時を回りそうだ。終電はなくなっており、誰かと朝まで過ごすか一人で朝まで過ごすかの2択になった。こうして退路がなくなったのだが、それでも鍵を回すとエンジンがかかりかけて、またエンスト。だめかもしれない。

 

転機、仲間をゲット!

そんな時、丁度営業時間が終了したクラブから人が溢れてきた。大阪のクラブ、特に梅田は25時閉店が多く、中途半端な時間に大勢が吐き出される。その中に女性2、男性1のグループが。片方の女性(女性A)は完全に酔っ払っており、男性に抱きかかえられている。もう片方の女性(女性B)は正気で、女性Aを心配している。

男性:「お兄さん、一緒に飲みに行きましょうや。お兄さんが加われば男女2:2でちょうどいい。」

僕は正直迷った。女性A、Bに全くといっていいほど魅力を感じられなかったのだ。男性に聞いてみると、

男性:「片方が酔っ払っているのは大チャンスや。この際女性のレベルなんてどうでもよい」

と貪食な姿勢。困った。どうしよう。
しかし、「これを逃したら目の前にいる女性A、Bどころか誰も連れ出すことができずに憂き目を見る」という思考が脳裏によぎり、合流を決意。これ以上お酒は飲めないということでカラオケに行くことになった。

 

急展開!!女性A、B全力逃亡

フクザツな気持ちでカラオケにつくと、女性ペアはまずトイレに行ってくるとのこと。「これは逃げ出すパターンもあり得る」と思いながらも、合流した男性と二人でとりあえず部屋で待機。お互いの担当を決め、軽い自己紹介と戦略を練っていると、カラオケの店員がやってきて、

店員:「さきほどの女性2名がトイレに行かず、全力で走ってどこかにいってしまいました」

予想的中。これはラッキーだ!これで合流した男性とペアで別の女性を探索しに行くことができる!

しょう:「しかたないですね。ここ出て別の女性を探しに行きましょうよ」

男性もなくなくOKを出し、気を取り直して再び街に繰り出した。彼女たちのファインプレーに賞賛を送りたい。

しかし、いざ繰り出してみるともはや街はもぬけの殻。25時だ。人はまばらでかろうじて見つけた数ペアにも断られる。そこで男性が提案した場所はグランフロント大阪(レストランフロア、朝方までレストランやバーが営業している)。朝方まで営業しており、ナンパ待ちの子が多いらしい。

 

今日の出会いの地:グランフロント大阪

いざ現地にいくと、確かに街中よりは状況がマシだ。しかし、ターゲットは2ペアしか見つからない。慎重に、影でタイミングを見計らってバーでワインを飲んでいるペアに話しかける。すんなりOK。一旦そのままバーで飲むことに。容姿もさっきのペアの100倍良い。片方(女性C)は美人と言ってもよい。

勝負はここから。いかに会話で相手を引きつけるかが大事。しかし、僕は会話をリードできずにいた。

しょうの策略:雑談→元カレ話→好みのタイプ/結婚観→温度を高めて場所変更

だったのだが、相棒の男性(30オーバー)が10こ以上年上の遊び人だけあって雑談力が僕より数段上手。加えてコミュ力の高い女性Cと相棒に共通点が多く、相棒が会話を主導。さらに相棒はもはや雑談を楽しめればいいらしく、なかなかフェイズシフトできない。仕事や住所遍歴、僕への関西弁レッスンなど、無駄な時間が過ぎていく。自然な形で何度もフェイズシフトを試みるも、女性Cに「私、いままでたくさん経験してきて。一度に3人男がいたこともあるくらいなんだ。だからいまはもうあんまり興味が無いっていうか、次(の念頭)は結婚なんだ」と言わせてしまう始末。

 

移動と心理戦

埒があかないので、仕方なく温度が低いまま場所移動を打診。

女性ペア「どこ行こっかー。まだ飲み足りないから居酒屋行きたい。」

しょう「まだ飲むのかよ。飲むのはいいけど、眠いし疲れたからもっとゆったりできるような違う所行こうぜ(ホテルとか)。」

と温度も低い無理ゲーな状態で相棒にパスを出すが、相棒は攻めに行かない。とはいえ、ここで自分一人が「ホテルでも」といえる状況でない。少なくとも多数決で5:5にしなければ。

まずは居酒屋に行く気を無くさせるために、明らかに全店舗閉まっているビルに突撃。全階回ってみるも予想通り営業終了。

しょう「居酒屋ないね。他のところいこっか。眠いし疲れたからもっとゆったりできるような所行こうぜ(ホテルとか)。」

男性「それじゃあカラオケに行こう!」

女性陣も乗り気だ。まさかのカラオケコース。

しょう「カラオケ高くない(ホテルの方が安いよ)?」

といってもカラオケへの熱量が高まった今、流れは覆せない。ホテル誘っても温度低いからムリだろうし、さらにカラオケはすぐそこだ。

 

始発までカラオケ...後日アポコースを狙う

こうなったら好みの方の女性(女性C)と後日アポを組める状態にもっていこう。目標値を下げてカラオケへ。幸い、相棒ー女性D、僕ー女性Cみたいなゆるいペアがグランフロント大阪を出たときからできており、自然と女性Cの隣に座ることに成功。

 即席で考え、実行した作戦は下記4つ:

 

  • デンモクを一緒に覗いて、さり気なく接近・ボディータッチ(適宜)
  • 前半は曲のテンションを徐々に上げていくと同時に、その場にいる全員の好みやレパートリーを把握する【情報収集フェイズ】
  • 中盤からターゲット女性Cの好み、レパートリーに合わせた曲を選び、その他参加者を蚊帳の外に置くとともに、自分とターゲットが二人で歌うシチュエーションを作り出す【盛り上げ・雰囲気醸成フェイズ】
  • 終盤はデュエットの曲を男女ペアで歌う【雰囲気完成フェイズ】

 

どれもまずまずの成果を出し、それなりに温度が上がったところでタイムオーバー。始発で梅田駅へ。別れるときも細心の注意が必要だ。まず調べるべきは「ターゲットの女性Cと二人で帰ることができるか否か」。今回は帰る方向が全く違ったので叶わなかった。むしろ相棒と女性Cが一緒のシチュエーション。こうなったら別れ際にブローを入れなければならない。そこで....

しょう「今日は楽しかった。また飲みいこうね!」

とあえて相棒の男性と右手でハイタッチ。女性Cは無視。すると女性Cの方からハイタッチを求めてくる。これで僕が追われる立場になった。

しょう「おう、Cも、またな!」

 

帰宅と今後の見込み

京阪の帰り道、女性Cのほうからメッセージが届く。

女性C「またのもー^ ^ 今日はありがとね♡」

とりあえずはやや好印象らしく、一安心。でも、ここまで良い反応が来ても一日経つと向こうも平静を取り戻し、アポがとれなくなる。仮にアポが取れずお流れになっても、「彼女はone of them。他にいくらでも女性はいる」と気にしないのが肝要だ。とはいえ内心楽しみなんだよなあ。

 

反省

  • 見知らぬ人に話しかけるようになろう→毎週末声掛けを実施
  • 会話を掌握するコミュニケーション力を鍛えよう→人とたくさん話してPDCA
  • 10秒で落とせるくらい第一印象を磨こう→笑顔/挨拶を家で毎日訓練

 

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しょう