しょうの自由帳

自由に生きる人のライフログにしようと試みるも書けないことが多すぎて企画倒れ

ぷりてんだー

(1年後読み返して赤面する記事を書いてみたよ)

 

今日は久しぶりにうちのお店の常連さんとお話して、コミュ力の低下をひしひしと感じている。思えば↑↑系の場にここ1年以上居合わせていない。磨いた牙は欠け落ちてボロボロになっている、直接的な表現をすれば元の陰気な自分に戻ってしまっている。場を盛り上げられないのだ。最近ナンパの打率がやたらと低いのもこの辺が理由の一つだろう。

(大学在学中に)東京で立ち上げた会社を去って、株にのめり込むまでの1年間、ナンパを通じて僕は高校生の頃所望しつつも空想のままに終わったヒーローになろうとしていた。彼はいたるところに出没しては街を明るく照らす変幻自在のピエロみたいな存在で、道行く人に話しかけてはおもしろおかしく役を演じてその人を笑顔にしてしまう。"Ladies and Gentlmen, and Boy and Girls!" なんていうパーティの司会から、カフェで落ち込んでいる人に「ここいいですか」と現れる白馬の王子様まで、その人を今一番笑顔にできる理想の人物になりきってしまう人だ。

遡れば小学生の頃から周りに溶け込むのに苦労した。サッカー部のレギュラーで、スクールカーストの上に属してはいたけれどぎこちなかった。なんとなーく上辺だけの付き合いで、「なんでみんなお互いこんなに仲良くなれるの?」と不思議さと羨ましさを感じていた。たとえばイジってほしいのにイジってくれなかったり、自分が中心になって盛り上げようとすると空回りしてシラケたり、なんとなーく輪の中にしがみついているんだけど、それはカラダだけで、ココロは完全に枠外な人だった。精神は不安定で、小学生にして躁鬱だの摂食障害だので通院もしたっけな。ひどい時なんて体力も体重も落ちきって、しまいには肝機能が低下したとかで死にそうになって入院したんだよね。親とも問題おこしまくりで、小学校で実家とはオサラバ。

波乱の小中学生時代をくぐり抜け、高校生2年生位になってやっと安定した生活を手に入れた。ここから人生を取り戻す必要があった。精神的にも肉体的にも(ここで空想上のヒーローが誕生した!)。幸い、肉体の方はうまくいった。食事と運動のバランスを整えることで、止まっていた身長も伸びだして、今では171cm。大学入学まで虚弱体質は引きずっていたけれど、トレーニングを積んで2年で平均以上の強靭な肉体を手に入れた。ちょっとばかしは性欲も出てきたしね。

高校生の思いを馳せた理想のカラダは手に入れた一方、精神面は理想から程遠かった。それが立ち上げた会社を去ることになってしまった最大の理由でもあったから、やりたいことが決まるまでヒーロー目指して頑張ったのであった。

ちょっと急いで頑張りすぎて疲れたのもあるのだろう、去年の後半からは株にのめり込み、ヒーローへの道からは脱線。大学を卒業していまに至る。今日は、株厨になってからすっぽかしていた理想のジブンへの努力をもう一度やりなおそうと決めた、大事な日となったのである。金曜夜から日曜朝まではこれに全てを捧げたい。ナンパ、1:1のアポ、大勢での飲み会、撮影…。なんでもいいから人とかかわって、みんなを楽しませてみせるんだ!

 

しょう