自分流空売りの原則:前場は材料で、後場は値動きで
空売りでうまく立ちまわるため色々考えた結論として、今のところ自分流のルールは「前場は材料で、後場は値動きで」である。
1.前場
正確にいうとこれは寄付きだ。前日引け後に悪材料が出た銘柄のうち、今まで値上がり期待が大きかっただろう銘柄を寄付きで空売りする。期待が大きかった分個人投資家なども買っているはずであり、彼らは往々にして寄付きで売り切ることはなく、ちょっと様子を見てからリバ狙いで遅れて売る傾向にある(結果彼らはより大きなロスカットをする羽目になるのだが...)。こういう出遅れ個人に乗っかって空売りの利益を増やすのだ。
たとえば、2014/12/09のクルーズ。リバウンドしてやや希望のある日足だったが、前日(12/08)に増資発表があり、寄付きGD後ちょっとリバって陰線を引いた。
※リバッた時に売るのも良いが、リバらないことも多いし、いざリバると精神的に売りができなくなるので、個人的には寄付きで売ることにしている。
ただ、例外もある。たとえば、2014/12/01の日本エンタープライズ。前日に下方修正があり、ストップ安に近い大幅なGDのあと陽線を引いた。このようにあまりにGDしすぎた銘柄は売りが全部抜けて逆に陽線になることも多いので、その日は様子をみて、空売りするとしても翌日以降に回したほうが良い。
2.後場
後場は材料が出ることも少なく、また持ち越しを嫌気した利確/損切り売りが出るときでもあるので、値動きで空売りをする。前回紹介したように、単純にジリ下げ銘柄を押し目で順張り(※1)か、急騰銘柄の垂れ(※2)のを狙う。
※1【株の反省】押し目狙いの順張りデイトレード/リスク回避行動がリスクを上げることもある(2014/11/20、ケネディクス、サクサ) - しょうの自由帳
※2【株の反省】逆張りデイトレードのタイミング(リバウンドを狙ったロング/高値からの垂れやジリ下げ押し目を狙ったショート) - しょうの自由帳
しょう