しょうの自由帳

自由に生きる人のライフログにしようと試みるも書けないことが多すぎて企画倒れ

【株の反省】逆張りデイトレードのタイミング(リバウンドを狙ったロング/高値からの垂れやジリ下げ押し目を狙ったショート)

逆張りデイトレード

逆張りデイトレードを本格的にはじめて数日が経った。これまでの監視経験やここ数日での投資経験を踏まえて、反省がてら代表的な逆張りデイトレードの執行タイミング(IN、利確、損切りポイント)を考えてみたい。これらはすべて自分の経験に基づくものなので、他にも色々なパターンはあるだろうが、今僕はとりあえずこれを身につけたい。

 

1. 上昇銘柄の下落反転【ショート】

短期的な急騰には注文が群がり、急騰が急騰を呼んで暴騰をもたらす。しかし、それは期待以上の上げなので、反落が待っている。パターンは、大きな上昇トレンドを描き、高値もみ合いをしていたが持ち越し敬遠や利確ニーズにより値下がる場合(→ケネディクス、)、しょうもない材料にイナゴが群がった後、急落する場合(→日本金銭機械)などがある。特に後者の通称「イナゴ刈り」は効率も良いし、健全な需給を乱すイナゴから金をむしり取れるため、小気味良い。

なお、「反落と思ったら押し目だった」という事態を避けるため、下落し始めたその値段を再度つけたら損切りをしてしまうのが懸命だろう。

 

ケネディクス(追加金融緩和で暴騰後、もみ合いを経て後場下落。売買代金にも注目)

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日本金銭機械(材料ニュースで暴騰後、反落)

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2.GDや急落からのリバウンド【ロング】

相場に対する不安感や悪材料への過度の懸念から過度の急落が起きることがある。こうした急落の後には、大抵短期間戻しがある。特に寄付きで成行売りが多かった場合は、そこでほとんどの売り需要が一気に解消されるので、買い需要が強くなって大きく反動することが多い。成り行き売の多さは寄り前の気配や寄り直後の5分足、1分足の売買代金の大きさで判断しよう。

なお、値が戻ったあと再度本格的に下落することもあるので注意。特に、後述するようにジリジリとした値下がりの場合は、リバウンドの兆候が見られたとしても揉み合って更に下がることが多いし、リバウンドしたとしてもわずかなものなので、リバウンドロングは狙わず、逆にわずかにリバウンドした頂点でショートをしかけるのが良いと思う。リバウンド狙いが失敗して更に下落しそうなときは、リバウンドし始めた値段(前回の底値)で潔く損切りしてしまうのが良いというのが私見だ。

 

アコム(相場不安で成り行き売り多くGD後、一時的にリバウンド)

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日本金銭機械(悪決算でGD後、リバウンド。売買代金に注目。)

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ミクシィ後場日経平均が急落した不安感で投げ売り後、リバウンド13:10~。陰線の下ヒゲや売買代金に注目)

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3.ジリジリ値下がり→リバウンド→反落【ショート】

ジリジリとした値下がりは本当にショートが狙いやすい。急落でなくジリ下げだから、「まだ下がるか」という不安が増大され、根負けした順にだらだらと売りが入り、結局大きく下げてゆく。このようにゆっくり大きく下げるのでとても入りやすい。

ジリ下げには一時的なリバウンドやヨコヨコ推移がつきものだが、ここで勇気を振り絞ってショートに入る。すると次の瞬間「少しでも高くなったうちに売ろう」という輩がまとめて売ってくれる。下の例は前場だが、特に後場の持ち越し不安や利確ニーズが生じる局面においては頻繁に見ることができる。

なおジリ下げと底打ちの判断が難しいところだが、今のところ個人的な指標はこうだ。ジリ下げでは細かい底打ちとリバウンドを繰り返し、直近の底値が前回の底値を更新する形で下がってゆくのが基本だ。ここで直近の底値が前回の底値と比べてイーブンかそれ以上で切換したのであれば、「底値は堅い」と判断して撤退すべきだろう。実際には底値の判断は切り返してからでないとわからないので、損切りすることになるが、なるべく損失が小さいうちに損切りすべきと考えている(→前回の記事参照)。

 

ケネディクス(ジリ下げ→リバウンド→反落。売買代金にも注目)

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順張りデイトレード逆張りデイトレードの比較

デイトレードは瞬発的な判断が必要だ。順張りトレードの場合は、上昇初動のブレークアウトなり上昇途上の押し目で入ることになる(→下図参照)。しかし、ブレークアウトは湧いてきたように始まってかなり急な騰がり方をするからムズカシイ。また押し目も天井との区別がつきにくいから怖い。一方、逆張りデイトレードはロングならそれ以前に下落があり、ショートならそれ以前に上昇がある。そして上昇/下落に転換する前には売買代金が減り、値段が横ばいになる。すなわち明確な予兆があるから入りやすいのだ

 

トレックス・セミコンダクター(11:00に高値ブレーク)

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ブロッコリー(10:15前後が押し目、売買代金も少ない)

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また、順張りデイトレードの対象となる急騰はどの時間帯でも起こりうる(特に起こるのは前場だが...)のに対し、逆張りデイトレードの場合ロング案件は前場10:30までの間、ショート案件は前場11:00~11:30、後場14:00~15:00(持ち越しを嫌がり損切り/利確があるタイミング)で起こりやすい。すなわち「反転かと思ったら押し目でもう一段高/もう一弾底だった」みたいなダマシを最低限に抑えられるのだ。

 

デイトレードは技術である。入るタイミング、出るタイミング、その見極め方など毎日反省して学び、安定的に稼げるようになりたい。

 

しょう