しょうの自由帳

自由に生きる人のライフログにしようと試みるも書けないことが多すぎて企画倒れ

【株の反省】ポスト金融緩和発表のスイングトレードについて(2014年11月)

スイングトレード対象銘柄

僕のスイングトレードは順張りで、テクニカルと需給材料を加味しながら上昇中の銘柄を押し目、或いはブレークアウト時点で買って垂れ始めたら売るようにしている。

さて、ポスト金融緩和発表のこの相場で上記のスイングにもっとも適した銘柄はなんだろうか。僕の結論は、「上昇トレンドにある日経225/JPX400採用銘柄」である。10月31日、日銀により追加金融緩和が発表された(「量的・質的緩和」の拡大)。リンク先の1.-(2)-②に記載されている通り、今後日銀はETFを年間3兆円、J-REITを年間900億円のペースで買い入れていく。ここでいうETFとは、日経平均TOPIX、JPX400といった指数に連動する投資信託だ。
つまり、これらの指数に採用されている銘柄については少なくともこれだけの需要が発生することが確実なのだ。先日11/5にも1日で380億円もの買い入れがあった(その日の売買代金は3兆円。その実に1%にも当たる)。ザラ場でトレードしていた人は、11/5後場株価が底値堅調で伸びていくのを実際に目の当たりにし、このインパクトをより強く感じたはずだ。1日380億円ということは、これが3営業日に1度は発動されることを意味し、指数採用銘柄の底値はかなり堅いといえよう。しかも、この底値堅さからくる安心感、株価上昇期待がさらなる投資家の需要を生むので、実際の買い入れ金額以上の需要が生まれるはずだ。

だから、わざわざ東証2部銘柄やJASDAQ銘柄を選ぶのではなく、東証1部の指数採用銘柄を選定したいし、中でも日経平均TOPIX、JPX400全てに採用されている銘柄を優先したい。もちろん、その銘柄ならなんでも良いわけではなく、自分のスイングトレード執行条件を満たした銘柄に限る。

 

対象銘柄の購入/利確タイミング

とはいえ、金融緩和発表後の最大の上昇(10/31後場~11/4の寄付き)は既に過ぎ去ってしまった。11/4寄付き後はしばらく高値もみ合いが続いている。このもみ合いが終了し、更に高値を目指すとしたら、それはおそらく13日移動平均線が支持線として追いつき出した頃だろう。その頃にもみ合いを抜けて上昇する銘柄と勢いを失う銘柄がはっきりするはずだ。ちょうど11/5後場~11/6現在は新興市場資金循環が続いている。明日11/7はミクシィの決算があるので、その傾向は明日、週明け月曜日くらいまでは変わらないだろう。新興市場への資金流入が落ち着いた来週の半ば頃、丁度移動平均線の追いつきと相まってもう一段高値を目指すのではなかろうか(ミクシィ決算がポジティブ評価なら来週月火は新興祭り、ネガティブ評価なら来週月曜日から大型への資金流入があると勝手に予想している)。
今週は、もう一段高がまた来るかもしれない」という心配からつい仕込みたくなってしまう日々だが、来週月曜あたりまでは我慢して押し目を待ち、しっかり値幅を取って行きたいと思う。

スイングした銘柄の利確は、もう一度調整が始まり、支持線の傾きが緩やかになった時に一旦行う予定。

 

上昇銘柄の一例(11/6引け後現在、濃い青線が13日移動平均線)

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