しょうの自由帳

自由に生きる人のライフログにしようと試みるも書けないことが多すぎて企画倒れ

出会いに飢えてナンパを決心したあの日。出会い方は沢山あるけれど、論理的に考えるとナンパが一番。

出会いへの飢え

ただ、出会いに飢えていた。起業だの学校だので多忙を極めていた僕は事務所と家を、あるいは学校と家を往復するだけの生活だった。恋愛なんて忘れてしまっていた。いやそもそも人生でまともな恋愛なんてしたことない。だから不安だった。このまま何もなくてて良いのかと。人生においては仕事と同じぐらい、いやそれ以上に最高のパートナーを見つけることは重要なはずだ。

 

熟考

そこで考えた。 どうすれば出会えるか。とりあえず今のライフスタイルでは出会いが増えないのは当然だった。事務所にはいるのは5人。理系学部に女性は少ないし、理論系だからコミュニケーションを取る機会もない。そもそも学校にいっていない。

まず思いつくのは今まで出会ってきた女性を掘り返すこと。高校は男子校だったから、小中学校の友だちfacebookなどで漁っていけば数十人は稼げる。しかし実際に連絡がとれて、かつタイプといえる人はまさかのゼロ。妥協して数人といざ会ってみると性格が合わなかったり、経験不足が祟って友だちまでしか発展しなかったり、散々だった。友だちは増えたから結果的には良かったんだけどね。

最後には男友達も掘り返していた。会った人からイベントに誘われたり、女友達を紹介してもらったりということを期待していた。しかし、ゲットした誘いは数件。しかもその機会は消費してしまえばもうおしまい。女友達の紹介は皆無。そりゃ向こうにメリット無いもんね。

 

やはり外に出なきゃだめだ!と思った僕は再度検討した。

合コン
→誘われたことない。都市伝説状態。更にせっかく行ってもタイプじゃなかったみたいな場合は多そうだし、一回あたりの時間的・金銭的コストもばかにならない。数人に出会うために数時間数千円の出費は痛い。
サークル/習い事/バイト
→時間がない。さらにいざ入ってみると好みがいなかったなんてケースも多く、だからといって簡単に抜けられるものでもない。出会い以外に使わざるを得ない時間も膨大だから、高コスト・ハイリスク。
出会い系サイト
→サクラが多い。せっかくメールでワクワクドキドキしても結局会えないことも多い。いざ会ってみたらタイプじゃないことも多いだろう。自分の魅力も伝えにくく、競合も多いから極めて不利だ。
パーティー/イベント
→良いと思うけれど、めったに誘われることはないから、パーティー/イベントだけに依存するのは危険すぎる。
バー通い
→酒飲むのにお金も時間もかかるし、同世代(20代前半)は少なそう。また、バー行っ店舗あたりの女性の数は少ないから、何軒も見て回らないといけないし、あらゆる曜日を試さないといけない。期待値が低い割にコストが大きすぎる。

実は、合コン以外はどれも一応試してみた。でも全くうまく行かなかった。上記の仮説が見事にあたったのだ。だから残された手段は「ナンパ」しかなかったし、論理的に考えるとナンパは低コスト・低リスク・ハイリターンで最良の策に見えた。ただ、最後まで踏み出せなかった。本能が最初の一歩を邪魔していた。論理的にはナンパが正しいのに、感情がナンパを許さない。でも、僕にはもうこれしかなかった。最後の最後に、ついにナンパを決心した。

 

All I Wanted Was to Start A New Relation.

しょう