しょうの自由帳

自由に生きる人のライフログにしようと試みるも書けないことが多すぎて企画倒れ

六本木・準即(ナンパ)

就活中JD。

待ち合わせ

六本木で21時半待ち合わせるも来ず、帰ろうかとした22時前に

JD「今まだ渋谷なんです。また今度の時間はどうですか?」

ここは引かない。「他の日は無理だから来られるなら待つよ」と連絡。Noなら見込みなし、Yesなら勝率はグッと上がる。結果はYES。歩いて乃木坂まで行って彼女を待つ。最初にかける言葉はどうしようか。「ごめんまった?」→「全然大丈夫だよ」のような媚びへつらいは絶対にしたくない。主導権を失うからだ。「うっかり帰るとこだったよ」、「やけに遅かったね。」という類の本音は場を気まずくするだけだ。ここで一番の言葉は笑顔で「和食かイタリアンか、ミャンマー料理も近くにあるよ!笑」だろう。遅れたことには一切触れず、明るく振る舞う。「遅れてごめn」と言われかけても遮る。雰囲気よく主導権を握ることのできる第一声だ。

店の提示方法はこのように3つくらいの候補から選ばせるのが良い。一つに最初から絞っていい店の予約をとってしまうと明らかに好意を示すことになり、女性の「追っかけたがり屋」精神を萎えさせてしまう。選んだ店が相手の好みや気分ではないリスクもある。とはいえ自由回答させるのは主体性がないし、ムードを作れない店を選ばれてしまうと試合展開が難しくなる。だから3つほど下見して候補を選んでおく。今回の本命はイタリアン。相手の好みの男性像を演じる上でも、小ネタを仕込む上でも一番やりやすかった。和食の店は若者向けの立ち呑み屋なので、万が一「和食がイイ」と言われたら、「近くにある店は立ち呑みっぽいとこだし、他の店は遠いけど大丈夫?疲れてるでしょ?」と相手を気にしている風にイタリアンに誘導すれば良い。それでも和食になったら入って1時間前後経過したら「立ってるの疲れたね。他の店いこっか」でイタリアンへ移ればよい。

 

JD到着。22時過ぎ。この時間に来てくれる時点でほぼ消化試合だが、シナリオ通り進めていく。

「和食かイタリアンか、ミャンマー料理笑も近くにあるよ!笑どうする?」

「うーんなんでもいいかな。お昼も夜も食べてないからお腹すいちゃって笑」

「奇遇だね。俺もだ。じゃあ見てから選んでよ!」

「わかった!今日面接だったんだあ。」

「そうなの!?ちゃんと自分の名前いえた?」

「馬鹿にしすぎ笑。落ちたら雇ってくださいね。」

「遅刻したからもう面接落ちてるよ笑」

と冗談やネグを挟んだ会話をつなげていく。

 

食事

イタリアンIN。ドリンクは量飲めて酔いやすいワインを選んで欲しかったが、JDはビールをオーダー。自分は赤ワイン。フード選び。

「サラダとあとは、、、○○は肉食系だよね?ソーセージ(意味深)頼んでいい?」

などと伏線を張りながらサラダ、ピザ、ソーセージ(意味深)などをオーダー。ドリンクと一緒にソーセージ(意味深)到着。

 

「うわっ。太いの丸々一本かよ。想像してたのと違うね笑。なんか生き物っぽい。これ切っちゃうよ?ナイフ入刀、うわっ、痛そう…汗笑」

「笑」

「何笑ってんの?これ何に見える?なんか別のものっぽいよね(誘導)。」

「笑」

「何その意味深な笑顔…笑。想像力豊かだね。せーので何に見えるか言おっか笑。せーのっ」

「いや、いいです笑」

 

という一連の流れでシモな妄想を抱かせておく。ちなみにせーので自分が答えることになったら「イモムシ」といえばよい。

 

しばらくおしゃべり。普段なら色々話しかけて相手に刺さる話題を探っていくのだが、今回はラッキー。面接後なので勝手に喋ってくれた。自分は同意して面白おかしく返事して、時機を待つのみ。

 

「最近週1回しか学校なくて…。ほんと友達と会えないんですよね。」

キタ!

「そうなんだ。週1回ってゼミとか?大学4年はそんなもんだよねえ。でも彼氏とかいないの?」

これを待っていた。すかさず恋話に話題転換。

 

「彼氏は今は…。付き合ってたというか、そんな感じの人がいたけどホントヒドくて」

「そうなんだ。何かあったの?」

(中略)

「その彼氏と別れてから、他にはいないの?」

「まあ片想いっていうか、追っかけてる人がいて。」

 

その人とは(本命になりたいが)セフレ関係で、ことあるごとに財布とか買ってあげたりしている(貢いでいる)らしい。「でもそれでいいの。追いかけるのが好きだから」とのこと。よーわからんが面倒くさい展開だ。JDがその人に対し一途なら難しい試合になる恐れがある。以前芸人に貢いでた女性に負けた苦い思い出が蘇る。

 

「一回終電をなくしちゃって。その人も私もカラオケとかじゃ寝られないタイプだから、何もしないからってホテル行ったんだけど、でもその人が約束破って。でも酔ってのもあって。」

(勝手にシモにもってってくれた!ありがてえ)「でその人好きになっちゃったんだね。一回しちゃうと好きになっちゃうよね。」

「そうなの。今はその人が好きで、ずっと追っかけてる。でもやっぱり男の人から見たら付き合う前からしちゃったら軽いって思われちゃってるのかな?」

(ここはグダ回避の伏線張らなきゃ)「そんなことないんじゃないかな。むしろカラダの相性も含めて好きとか付き合うっていうのが成り立つから、普通でしょ。しかも世界的にみたら告白みたいな儀式って少ないでしょ?アメリカの映画よく観るっていってたけど向こうは知らず知らずのうちにカラダの関係もあって、付き合ってるって感じじゃん。」

「そっかー(中略)。しょうくんはそういうの無いの?付き合ってる人とか、そういう話。」

「今は彼女いないかな笑。」

「前は?」

「まあ色々あるけど、結構生々しいよ?」

「でも気になる!」

「じゃあ俺が話したら自分の生々しい話も喋ってな。」

 

こんな感じでまず自分から生々しい話をして、JDにも喋らせる。会話を通じてどんどん相手の脳内に占めるシモな思考の割合を上げてゆく(ちなみにJDの話はベランダでHしたみたいな話でした)。相手にこの後"そうなる"可能性を妄想させるのは非常に大事だ。

そうこうしているうちに気づいたらとっくに終電を過ぎていた。相手は気にする素振りなし。顔のほころび具合からみても余裕だろう。タッチなしでここまできたか。

 

ミッドタウン

イタリアンを出たらそのまま歩いてホテルルートでも良かったけれど、一応シナリオ通りに事を進めていく。

「風に当たろう」

そういってコンビニでお酒とアイスを買って、ミッドタウン裏の静かで景色も良いベンチで二人座って飲みなおす。ここは屋外ながら六本木の街の喧騒から離れられる数少ない場所、オススメ。

「手、細いね。」から始めて接触を増やしていく。焼き肉が好きと言うので「そういえば前見た時より太ったよね?」とネグを入れつつお腹を触りにいく。当然嫌がるけれど、じゃれあうように冗談交じりでエスカレートさせる。お腹にリーチしたらくすぐって押し倒す。本来ならこの床ドン状態から左手を相手の顎に添えてキスまでもってゆくが、ギリギリまで顔を近づけて終わり。今回はイージーゲームなのでリスクは取らない。

 

「ちょっと散歩しよっか。六本木交差点の方はパーリーピーポーが煩いし、怪しい外人もいるから嫌でしょ?静かな道散歩しよう。」

 

なんていって政策研究大学院大学のあるルートを通る。もちろんラブホルートだ。しばらく歩くと道が分岐するのだけれど、ここでは「どっちいく?」と選ばせてあげよう。大丈夫、どっちを選んでもラブホがある。「あー眠い」とかいいながらそのまま進んで入館。グダられたら「寝るだけだよ。俺は入るけど」と言えばよい(終電がなくなっている場合。終電が残っていたら「俺は○○を抱きたい」と言うしかない)。今回はノーグダ、準即。

 

しょう