【株の反省】ブリヂストンの決算トレード(2015/02/18)
ブリヂストン本決算が2/18の引け後に発表された。その前後の思考とトレードについて。
ブリヂストン決算<当日>
まずは値動きについて。日足を見て決算期待が過度にあるわけでもなく、とはいえ資金が抜けている感じもしない(=地合いが悪いと思われていない)ことから、決算が少しでも好感だったら素直な反応が見られるのではないかと考えた。また決算当日(2/17)の値動きは力強く、強めの決算期待があるのかと危惧したが、この日はゴムセクター全体が強かったので決算期待ではなくセクター需給と判断。やはり素直に反応するのではないかと考えた。
ブリヂストン(2/18時点日足)
次にセクター地合いについて。横浜ゴム(2/12、11時場中決算)も東洋ゴム(2/11、11時場中決算)も来期減益予想で素直に下げたため、素直な値動きへの確信を強めてくれた。更に横浜ゴムと東洋ゴムはその後株価は上昇、ゴムセクターは力強い値動きを見せていた。このことと全体地合いの強さから考えて、決算が少しでも好感されGUなら追い風が吹き、逆にGDなら逆風が吹くはずだと考えた。
以上の考えから、本日(2/18)寄り付きGU(=決算好感)なら寄り買い、GD(=決算嫌気)なら寄り売りしようと考えていた。
ブリヂストン決算<翌日>
ブリヂストン(2/18、5分足、GUしているところが寄り付き)
GUしたので予定通り寄り付きで買い@4660。段々買いが細ってきたので4700で利確。ここまでは良いトレードだった。その後どんどん値が下がり、寄り付きの値段を割れ、また大口(3000~5000株)の売りも散見されたのでドテンショートをかます@4656。決算後騰がって雰囲気が良かっただけに、寄り値が割れればどんどん失望売りがでる考え、自信たっぷりでショート。
しかし、その後一瞬力強い値動きを取り戻したかのように"みえた"ので4670で損切り(寄り値割れて下ヒゲをつけた5分足。実は歩みを見てみると小口の買いばかりだったので"だまし"だったことがわかる。歩みはちゃんとみましょう)。
勢い良く戻したその直後、4680.5円を天井として大きな売りが入り、デカイ陰線を引いた。「これはきた」と思いショート入り直すことも考えるが、さっきショートを損切りしたという事実(トレード判断には無関係な事実)が邪魔をしてショート入れず。その後もジリジリ下がって「ショートしてタラレバ」の後味悪いトレードになりましたとさ。
そもそも寄り値をデカイ売りを伴って割った時点で下目線、戻しも小口買いだったのだからショートを保持していればよかった。また小幅戻しから再度売りがわいたのだから、この時点でより大きなロットで売りを積み増しすべきだった。
しょう