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しょうの自由帳

自由に生きる人のライフログにしようと試みるも書けないことが多すぎて企画倒れ

臨機応変さも用意周到さもないダメ人間が勝つための方法/自分の特性に合わせた領域の選び方

僕はダメ人間

基本的に僕は仕事においてダメ人間である。仕事をこなす上で他者と差をつける要素の1つは、「非常事態を乗りきれること」である。平常時に仕事をきちんとこなすのは誰もができる。一方、非常事態を乗りきれる人間は稀であり、ここで成果や評価に差がつくのだ。しかし、僕はこれができない。理由は臨機応変さも用意周到さもないからだ。僕は本当に「イレギュラーの対応」が苦手で、少しでも想定外のことが起きると、天敵に出会ったハムスターよろしく硬直してしまい、何もできなくなる。つまり臨機応変さがない。

そして用意周到さもない。「賢者は歴史に学び、愚者は経験に学ぶ」というが、僕は愚者だ。「過去の事例を紐解くなんてメンドー。いつその知識が必要になるかもわからないのに...。」という考えが抜けないので、平常時から過去の事例を紐解き、ストックしておくことへのモチベーションがゼロである。具体的には、本を読まない、大人の話を聞かないなど。
※流石に問題が起きてから過去の事例が必要だとわかったらそれに当たる。たとえば、金融緩和で相場が動いた時は、去年の金融緩和の相場が参考になると思ってそれを参照した。どうやって中長期投資すればいいのかわからないことが判明した時は、その手の本を読み漁った。このように具体的な課題/目的があれば対処はするのだ。後手に回って結局失敗することも多いが...。

 

普通の領域では競争力がない

そんなわけで、普通の領域では僕は競争力がないと考えている。「普通の領域」というのは人材業界とか、製造業とか、ITとかよくある多くの産業のことである。普通の領域では常にイノベーションが起きていて、常に変化が求められる未知の領域との闘いが連続するのだ。ここで勝ち残れる人間は第一に環境変化に耐えられる臨機応変な人間だ。第二は歴史の波を読み取れる用意周到な人間だ。なぜなら、変化があるといっても数十年~数百年のスパンでいえば人間は歴史を繰り返しているため、未知の領域とはいえ過去の事例は大いに参考になるからだ。繰り返すが、僕は臨機応変さも用意周到さもないので、このような普通の領域では競争力がない。

 

特殊な領域を探す

そんな僕でも勝てる領域はどこにあるか。まず思いつくのは「変化のない/少ない領域」である。一部のスポーツや音楽、芸能、料理は伝統が重んじられ、変化が少ない場合がある。具体的にはクラシック音楽演奏者や寿司職人などだ。しかし、こうした領域ではまた別の競争がある。「細部へのこだわり」だ。変化がない領域でも競争はある。そこで何が競争力になるかというと、寿司のシャリの微妙な握り具合とか、微妙な曲調とか、そういった細かいところなのだ。ここは「神は細部に宿る」とみなが口をそろえる領域なのだ。このような領域で競争力を保つには、音楽なら音楽、芸能、料理でもなんでも、それを本当に好きでなければならない。努力を努力と感じずに、前のめりに最高品質を追求できる才能がなければダメなのだ。しかし、残念ながら僕には特定の「前のめりになれるもの」がない。

あるいは他に変化の少ない領域としては単純労働があるが、これは競争がないため、労働市場では叩き売りされてしまう。本末転倒だ。

 

逆転の発想

それでは僕や僕に似たダメ人間らが成功する道はないのか。実は、最後のオアシスが存在する。それが「変化が激しすぎる領域」だ。全ての変化は波であり、繰り返すものだ。しかし、多くの場合はヒトの人生からすると大きすぎる波なので、上述した通り本人にとっては未知との闘いが連続するのだ。だから臨機応変さか用意周到さのどちらかが必要になる。では、その波の周期が極端に短い領域はどうだろう。変化が波なのであれば、生きている間に何回転もするので、「変化はするけれど既知」という状況が生まれるのではないだろうか。典型的な例は相場の世界である。小さな上げ下げの周期であれば数ヶ月、リーマンショック級の大きな上げ下げでも数年~10数年で繰り返している。だから、臨機応変さもなく歴史も紐解かない人間は最初こそうまく立ち回れないかもしれないが、経験から学ぶことさえできていれば次は失敗しないですむ。逆転の発想である。

僕は臨機応変さも用意周到さもないけれど、経験から反省し、学ぶ能力は人に比べ優れていると思う。だから僕は今、相場の世界に満足している。

 

以上、自分の今やっていることを正当化するための記事でした。まとめると、

 

  • 臨機応変さ/用意周到さがある→業界選び放題
  • (上記はないが)大好きなことがある→変化の少ない領域
  • (上記はないが)経験から学ぶことはできる→変化の激しすぎる領域
  • 上記のどれもない→単純労働?他の領域はあるか???

 

という選択肢があるのではないかという結論でした。

 

しょう