【株の反省】運用方針の変更:決算プレイ、デイトレ入り/損切り/利確ポイント、移動平均線とボリンジャーバンドなど
「肉を切らせて骨を断つ」の1ヶ月
ここ1ヶ月(8月中旬~9月中旬)は株にそれなりの時間を割くことができたので、さらなる進化を求めて投資方法で色々な試行錯誤をした。結果大損して、6月からの利益が全部チャラになってしまった..!
というわけで今の精神状態は決して良いものではない、というか最悪なわけだけれども、得られたものも大きいと思う。まさに「肉を切らせて骨を断つ」。書籍やネットで見る定石やその応用も、やはり一度使ってみて利益を得るなり損をするなりしてみないと実感がわかないものだ。「賢者は歴史から学び、愚者は経験から学ぶ」とかいうけれど、僕は頭も良くないし人の話も信用しない「愚者」なので...。
この1ヶ月で新規に試してみたもの
1.決算プレイ
決算内容を予測して決算前に購入、決算後に売却するというもの。好決算予測精度は良く、8割がた当たったものの、好決算=株価上昇という等式が改めて成り立たないことを実感。たとえばダイキンやハイレックスコーポレーション。好決算かつ円安追い風だったのに決算後は売られてしまった。特にダイキンは回復が遅く、酷い目をみた。決算決算いっても地合いや材料出尽くし感で売られることが多いのだなあと実感。
※中長期的には決算短信大事だと思います!
今後も決算プレイをするなら、
- 好決算予測かつ決算前株高→決算直前に売り ※好決算は決算前に織り込み済み
- 好決算予測かつ決算前株安→決算直後に売り ※市場の期待を上回っている
といった形でやろうと思う。なお、出来高が少ない株も触らない。出来高が少ない株を決算プレイして失敗すると流動性が低く売るに売れなくなってしまうので。
2.色々な入りポイント・損切り・利確条件でのデイトレ
本当に色々なルールを数日ローテで試してみたので、結論だけ書こうと思う。デイトレルール9月版。
入りポイント
下記のいずれかが達成されたら入りだ。
- 保ち合いからのブレイクアウト
- 直近最高値から一旦下げてのブレイクアウト
- 小さな陽線の連なり
※下図参照。いずれの図も追記してある縦線が入りポイント
フィスコ(9/11):保ち合いからのブレイクアウト
朝日ラバー(9/11):直近最高値から一旦下げてのブレイクアウト
サンリオ(9/12):小さな陽線の重なり
損切/利確ポイント
損切/利確とも基本的に同じルールを適用している。下記の両方が達成されたら損切り/利確だ。
- 今の5分陰線の始値が前の5分足陰線の終値か陽線の始値を下回る
- 直前の10分足の安値(5分足2本分の安値)以下の株価になる
※利確の場合は上記ルールに加え、「異常な急騰で売ってしまう」というルールを課している
※下図参照。いずれの図も追記してある縦線が損切/利確ポイント
フィスコ(9/11)
朝日ラバー(9/11)
サンリオ(9/12)
デイトレはずっとやってきたのだけれど、上記の学び以外にも、相場の「空気・思惑」を読む良い練習になった。目まぐるしく動く板やボラティリティの高いチャートから読み取れる感情、思惑。これらは実際にデイトレをしてみないと実感できないものだと思う。投資の勘が身についたし、勉強している書籍が言いたいことをより深く理解できるようになった。
その他
チャートの補助線を変更した。
正直75本の移動平均線は使う頻度が少なすぎるし、5と25の中間の移動平均線も欲しかった。ボリンジャーバンドは最近勉強してみたのでとりあえず入れてある。なかなかいい感じ。
従来
現在
今後
まずは、上記の変更でしっかり継続して利益が出てくれることを願うばかりだ。また、9月後半からは本業(研究、ブラジル事業、イベント事業)が多忙を極めてくるので、デイトレではなくスイングトレードの可能性を模索してみたいと思う。
そして、各種事業が一旦落ち着き、順張りでの利益が半年程度安定して出せるようになったら、信用買いと空売りにも手を出していきたいと思う。学生の身分で信用口座が開けるかどうかが心配だが...。
しょう