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しょうの自由帳

自由に生きる人のライフログにしようと試みるも書けないことが多すぎて企画倒れ

それでも人は忙しくなり続ける

単純な疑問がある。労働生産性が高まっているのに、人々はなぜまだ週5日1日8時間、いや多くの場合それ以上働かなければならないのだろうか。それどころかみな、どんどん忙しくなっている気がする。世の中ブラック企業ばかりだ。
※この原因は「人々がより多くを欲しがるようになったから」だけでは説明できない。なぜなら人が欲しがる量以上に生産性が上がっているからだ

このようにモノやサービスは増えているのに人々は一向にゆとりある、真に豊かな人生を送れない原因が、「競争」だ。企業間の競争は日に日に熾烈になっている。外食の値下げ競争しかり、スマホしかり。これはなぜなら株主が無限の成長を求め、シェア獲得、多角化、市場創造といったニッチの奪い合いをさせるからだ。

企業は成長しなければならない。成長するためには他の企業と戦って勝たなければならない。それが何を意味するのか。ポジティブな意味では競争がモノやサービスを豊かにする。より顧客に支持されるような良質のモノ、サービスを最速でストレスなく届けてくれるようになる。

ネガティブな意味ではこれが人を忙しくしているといえる。技術力や情報力で競争を勝ち抜ける時代はまだマシだった。しかし現在、技術や情報はフラット化し、一部のモノを除いてすぐに真似されてしまう。だから技術や情報そのものが競争力の源泉になることはない。今の時代の競争力は広義の「営業力」だ。第一に企業は競争力をつけるためにサービスの時間を拡大し、いつでもサービスを受けられるようにした。第二にサービスの空間を拡大し、どこでもサービスを受けられるようにした。第三にサービスの安定性を高め、サービスが停止したり、商品が欠品したりすることがないよう完璧なオペレーションを目指した。コンビニエンスストアなどがこれらの最たる例だ。こうして、良質なサービスと引き換えに人類は働かなければいけない量を増やしてしまった。オペレーションの部分はさておき、単純に考えて、8時間営業が24時間になれば3倍。出店数(場所)が3倍になれば3倍、これだけで人類は9倍働かなければならない。

しかし、企業の競争はここでとどまることを知らない。そうしたサービスの時間的、空間的利便性や安定性もすぐに模倣され、競争力として機能しなくなるからだ。そこで企業が注力したのはモノ・サービスの品質を高めるのではなく、モノ・サービスをより良く見せるための方法だ。これが「セールス」や「プロモーション」である。いまや企業が営業にどれだけの人員を割いているか、サラリーマンならよくわかるはずだ。もちろん、セールスやプロモーションにも価値はある。プロモーション経済のおかげで僕たちはLINEやGoogleを無料で使えている。今まで知らなかった素晴らしい商品を知るきっかけができる。しかし、総評すればセールスやプロモーションは落第だ。人々を忙しくし、不幸せにしている。

こんな世の中でも楽しい人生をおくるにはどうすればいいか。「裏をかく」しか解決策はないと考えている。大勢に乗ってはいけない。そうすれば奴隷のようにあくせく働くだけの人生になってしまう。みんなが進む方向のあえて逆に進んで、過当競争や束縛から無縁の社会に生きるのだ。楽な40代を生きるために20代を犠牲にするなんてありえない。わがままいいまくって、嫌なことはやらない。好きなことだけやればいい。嫌なことやるくらいなら野垂れ死んでもいい。
※不思議なことに、心の底からそう思えるようになると力が湧いてきて、色々新しいことをやりたくなる。それが収入源になることも多い。

 

Under Pressure!

しょう