しょうの自由帳

自由に生きる人のライフログにしようと試みるも書けないことが多すぎて企画倒れ

ナンパ修行【レベル1】:声かけられない症候群「地蔵」を克服する

まえがき(共通)

全ての出会いに飢える男性へ、僭越ながらどうすればナンパができるようになるか、ステップアップ式で書いていきたいと思う。自分自身まだナンパを始めたばかりで、まさに今ナンパに苦しんでいる時だけれど、あえてこの時期に書いてみる。達人の無駄のない、洗練されたメッセージより、今苦しんでいる人の生の声の方が役に立つことも多いだろうから。達人の技は他からいくらでも盗んできてください。

 

また、注意点として、下記に記載されている具体的方法はあくまでも僕個人がやってみて役立った方法なので、個々人の性格や状況に応じて最適な方法にアレンジしてほしい。ただし、レベルのステップアップの仕方(0、1、2、,,,)は普遍的にこの順だと思う。

 

【レベル1】:目標

本日は【レベル1】。前回は用事を装って声をかけることを身につけた。しかし、これではナンパに繋げにくい。道を聞いた後に、「実はタイプだったんです」みたいにナンパに移行する方法もあるけれど、やっぱりその後のトークに繋げにくいし、レパートリーもほしい。だから今回の目標は、用事を装わなくても1日に10人は声をかけられるようになること 声掛け後、なんでも良いので会話すること

これが意外と難しい。心理的なハードルが高い。ほうっておくと、「あの人もうすぐ店はいるから」とか「あの人イヤホンつけてるから」とか「あの人早歩きだから」とか声かけしない理由を色々考えだしてしまう。気づいたらたちぼうけ/歩きっぱなしで1,2時間経ってしまっている。いわゆる「地蔵」の状態だ。

 

【レベル1】:方法

1. 自然な疑問を投げてみる

街を歩いていると面白い格好の人、特殊な状況に置かれている人が結構いる。特に女性の場合は奇抜なファッションをしている人は多い(紫の髪、巨大ピアス、ペアルックなどなど)。そこで自然と湧いてきた疑問・を相手にぶつけてみる。 

 

「(手をつないでいる二人組に対して)めっちゃ仲ええやん、付き合っとるの?」
 「そのピアスめっちゃ目立ってる。どこで買ったの?」

「そのポスターどこで貰ったの?なんかイベントでもあったん?」

「おしゃれな髪の色やね。先っぽだけ赤いのが似合ってるよ。」

「ペアルック!めっちゃ仲良しやん?」

「すごい勢いで歩いてるね!そんなに急いでるの?」

 

なんでもいい。人間観察をしていて疑問に思ったことを思い切ってぶつけてみる。そしてその話題で会話を続けてみる。話が途切れたらバイバイすればよい。

 

2. 疑問を作って投げてみる

変な格好をしている人、特殊な状況に置かれている人以外にも声をかけたい。なぜなら、特殊な状況×女性×ターゲット年齢×容姿OKという条件を満たす人はやはり少数派だからだ。もっとたくさんの人に声かけできるようになりたい。だから至って普通の人についても疑問ポイントを探しだして、疑問・感情をぶつけてみる。

「どこか探してるん?」

「(本屋の観光本コーナーにて)シンガポールに旅行いくの?」

「 ちょうどいいところで電話切ったやん!」

「その服[髪型]似合ってますね。」

 

突き詰めると、疑問ポイントを探さなくてもよくなる。誰にでも当てはまるような疑問・感情を投げてみる。

 

「いまからお帰りですか?」

「今日は良い一日やった?」

「信号赤ですね。」

「今日は暑い[寒い]ですね。」

 

そこから会話を広げていく。無理に会話を続けようとする必要もなければどこかに誘う必要もない。ただ短い会話ができれば1カウント!1日10人を目指そう。

 

【レベル1】:マインドセットと工夫

見知らぬ女性に声をかけるのは怖い。いつになっても怖い。「怖い」という感情がなくてもいつのまにやら声をかけない理由をつけ続け、小一時間立っていることも多い。自分の本能に抗って声掛けをするにはいくつかの工夫が必要だ。個人的に効果が合った工夫を紹介する。

 

1. 声かけ時のマインドセット

1.1. 王様の気分

僕はこの街の王様。この街のみなが我が民。僕は王様だから堂々と街を闊歩し、民に挨拶をしてまわる。「今日は良い一日だったかね?」、「どうしたんだその服は?」といった調子だ。僕は王様だから、自分にとっては知らない人でも、相手は自分をよく知っている。

 

1.2. クリック

 僕はネットサーフィンをしている。気になったリンクを気軽にクリックし、面白くなかったら戻る。同様に、気になった女性に気軽にクリックする気概で声をかける。

 

1.3. えいやっ!

声掛けの瞬間は注射器を刺される瞬間、崖やプールサイドから飛び降りる瞬間、ペナルティキックをける瞬間、皆の前でスピーチする瞬間に似ている。要するに最後は気合で第一歩を踏み出す。心のなかで「えいやっ!」と叫んだ後は何も考えないで勢いで声をかける。

 

1.4. ワンツーパンチ

声掛けで大事なのは勢いだ。だからリズムを刻む。シャドーボクシングのごとく、軽やかなステップでスタンバイ。声掛けターゲットを見つけたらワン・ツー・パンチ!

 

1.5. 周りの目はどこにある?

声掛けする瞬間、無視された直後、周囲の目はどこにあるだろうか?男性の場合、目は自分に向いている可能性が高い。しかし、それは見下す目ではなく、羨望の目だ。気になる女性がいても勇気を出して声を掛けられない人間からの、勇気ある者に対する羨みと賞賛の目だ。女性の場合はどうだろう?実は女性の目は自分に向いていない。彼女らの目は声をかけられた女性に向いている。周囲の女性はナンパされた女性の顔やスタイルが自分と比べてどうか、ということにしか興味が無い。
※なお、実際には殆どの場合周りの目はない。無関心である。

 

2. 声かけ時の工夫

2.1. カウンターと条件反射

声掛けの数をカウントするために交通量調査などで使われるカウンターを持ち歩く。大事なのはカウントするタイミング。声をかけた後ではなく、声をかける前にカウンターを押す。押したらもう引き下がれなくなるから、声を掛けられる。 次第にカウンターを押すと条件反射的に声掛けができるようになる。

 

2.2. 時間制限

1時間に5声掛け、10声掛け、15声掛けなど、時間あたりに何があってもこれだけの量は声をかけると決めてしまう。時間制限自体が「声かけなきゃ」と後押ししてくれるし、「タイプだから」というよりも「ノルマだから」という感情で声掛けできるので、初心者はやりやすい。

 

2.3. 言い訳逃げ

声をかけた後気まずい雰囲気になったら言い訳して逃げる。「何でもありません」とか「人違いでした」とか「居酒屋どうかなっと思って...」とか。「役作りしていて」、「友達にやらされてるんです」といったものでもよい。気まずくなった時の逃げ道があると考えると、声掛けも楽になる。

 

 

ナンパは声掛け時が一番怖い。一旦声をかけてしまえば、その瞬間に周りの目は完全に自意識から消え去る。さらに相手から反応があれば完全に二人だけの空間が出来上がる。この感覚は、声掛けした人にしかわからないと思う。だからこそ一度思い切って声掛けをしてみるとよい。

地蔵を克服したら、次のステップ。誘う、褒める、ネグるなどがあるが、最初に学ぶべきは「相手を楽しませること」。何よりもまず、「この人ともう少し一緒にいて/話てもいいかも」と女の子に思ってもらわなければいけない。初対面の女性に対するもっとも手っ取り早い手段が「楽しませること」だ。

 

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