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しょうの自由帳

自由に生きる人のライフログにしようと試みるも書けないことが多すぎて企画倒れ

はじめてのナンパは電車内。あの頃は控えめだった。その1

しょうはナンパを決心した。まずは日々の生活で「いいな」と思った人に声をかけよう。そう意識しながら毎日電車に乗るのだけれど、声をかけるなんてできやしない。怖い。ただただ怖い。

まずは人間観察から始めた。新宿、渋谷、目黒、六本木、どんな人がいるんだろう。意外と綺麗な人多いな。ふむふむ、この人モデルなの!しかもミス・ワールド代表!?etc.もちろん行動しないので何も進展しない。強いて言えばチラチラ見てくるアヤシイ人と思われているくらいか。これではダメだ。偶然あの人が貧血で倒れて、なんてことはありえない。

 

チャンスが舞い降りたのは中央線快速東京駅発。お目当ての子の席の隣が空いている。声をかける勇気はないけれど、隣に座っていれば何かあるのでは?と思いとりあえず座ってみた。眠かったこともありうたた寝、もしかしてと思ってちょっと目当ての子に体を傾けて乗っていた。するとなんと、相手もうたた寝を初め、こちらに頭を傾ける。おそらく相手も自分に気があったのだろう。相手の頭が自分の肩に乗っかる。完全にカップルだ。

二人は新宿で目覚める。「ごめんなさい」とお互い目覚めて笑い合う。しょうは新宿で降りるつもりだったけれど、時間もあったのでそのまま乗車することに。吉祥寺で相手が降りるまで、色々楽しく話した。とりあえず他愛もない話をした。中央線に乗っていたのはディズニーランドの帰りだから。実家の事、兄弟のこと、趣味などなど。

 

隣に座って接近するという控えめで姑息な手だったけれど、偶然の出会いの魅力に、かすかな実感を感じた。

 

The first step is the hardest.

しょう