しょうの自由帳

自由に生きる人のライフログにしようと試みるも書けないことが多すぎて企画倒れ

【理由編】大学の留学制度を利用してブラジルに行きます

海外移住について色々考えていたけれども、とりあえず留学という形で来年1年間ブラジルに行ってみることに決めた。今回はその理由と計画について、2つの記事にわけて簡単に記す。

 

なんでブラジル?

 まず前提として、自分の中での移住先の3大評価軸は「環境・仕事・恋愛」だ。それぞれの評価軸で考えた時に最後に残ったのがブラジルである。

 

1.環境

(僕にとって)最大にして最強の理由が「寒くない」こと。とにかく気温が10度を下回ると生産性や気分が極端に低下するので、各月の平均気温は20℃台であってほしいのだ。

そう考えると残すは東南アジア、アフリカ、オーストラリア、南米しかない。東南アジアは累計3年以上は滞在しており、事情もそれなりにわかるから、今は他の候補を検討すべき。アフリカは危なそうだし、並の生活をしようとすると物価が上がる、食事も合わなそう。そして恋愛対象として黒人はちょっと...。オーストラリアはアジア人差別もあるときくし、欧米風の食事も合わない。仕事をするにもネイティブ・イングリッシュの国にブロークン・イングリッシュの人が入るのは不利だ。

ふと見てみると南米。遠いけれどラテン系文化はマッチしそうだし、肥沃な大地で飯もうまそう。特にブラジルは日系人コミュニティが強い。そんなわけでブラジルにしました。

 

2.仕事

経済の伸びしろが豊富でチャンスに溢れており、かつチャンスをものにしやすい環境が揃っていることを重視した。

ブラジルの伸びしろ

GDP成長率は2012年0.9%、2013年2.3%と新興国にしては落ち着いている。しかし、ブラジルにはまだまだ活用されていないチャンスがたくさんある。人口2億、周辺南米諸国の領主であるから取り込める人口は倍にも届く。豊かな国土、資源、温暖な気候。これらがフル活用されているならば、GDP世界7位に落ち着いているはずなどない。実際に、対GDP比の実質投資率(The World Fact Book)は18%台が続き、新興国にしてはかなり低い。投資が盛んになり、インフラが整えば大化けする可能性がある(ここ数年の見通しは暗いが...)。
もちろん、大化けする「可能性」に運命を全振りするのは危険かもしれない。だからこそ、若いうちの1年という短い期間だけ、南米の領主ブラジルに身を置いてみたい、可能性やチャンスを肌で実感したい。

日系人コミュニティ

 さて、仮にブラジルがチャンスに溢れていたとして、地球の裏側にある日本がそれをものにできるのだろうか?もっと近くにいるアメリカやヨーロッパ、世界中に華人網がある中国に太刀打ち出来ないのではないか。

それは違うと個人的には考えている。ブラジルはちょっと状況が特殊だからだ。150万の日系人コミュニティがある。1908年から途中の中断を経て1970年代前半まで続いた移民は当初農民としてブラジルに住み始めた。しかし勤勉で子への教育を熱心にした日本人は2世以降覚醒する。経済・社会で多くのものが成功し、主要なポジションを獲得した。たとえば総人口に対して日系人比率は1%弱だが、南米トップ校サンパウロ大学の日系人比率は15~20%にも及ぶ。そして有名な諺として、"Japonês Garantido"(日系人(日本人)は保証済み)という言葉まで存在する。

つまり、ブラジルにおいて日本人であるということが品質保証になるし、ブラジルで何か興そうとしたときに、頼もしい同郷のビジネスパートナーがいてくれるのだ。日系2世がリタイア仕掛けている今が日本にとって最後のチャンスかもしれない(日系3世は現地人とほぼ完全に同化しているため)。行くならいまだ。誰かがチャレンジしてこの系譜を維持しないといけない。

 

3.恋愛

仕事と同様に大事なのが恋愛事情。当然です。ちなみに僕のタイプは

容姿:特に傾向はないが普通に綺麗な人がいい!
性格:ここ重要。自己評価が高い、自信たっぷり明るい人がいい!!

そう考えるとブラジルはかなり良い候補地。人種のるつぼだけあって容姿は良い(混血になるほど容姿は良くなる)。ラテン文化で明るい人、自己評価の高い人は多そう。実は恋愛対象としてシャイでひ弱な日本人は不人気なのだが、そこは自分の問題。相手に不足名無し。ということでブラジル。

念のため先ほど候補に上がった東南アジア、アフリカ、オーストラリアを再度見渡してみる。東南アジアベトナム・タイ・フィリピンは良さそう。でもシャイな人多いんだよね。シンガポールは自信たっぷりの人が多いけれど、容姿は微妙。インドネシアやマレーシアのイスラム圏はそもそも宗教的に恋愛に制限がありすぎる(今では実質的な制限はないが、やはりイスラミックな傾向は残っていて、おとなしい人が多い)。アフリカは、黒人はちょっと...。オーストラリアは一部の人には人気がありそうだが、僕は金髪のネーチャンに興味がわかないのです。やはりとりあえずブラジルですね。

 

ブラジルで何するの?

→長くなったので続きは次の記事で...

 

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しょう