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しょうの自由帳

自由に生きる人のライフログにしようと試みるも書けないことが多すぎて企画倒れ

【4.仕事1/2】シンガポール移住情報【経済、産業】

シンガポールの移住可能性について検討中。テーマはこちら:

1.環境(気候、空気、水、食、街)→記事

2.文化(国民性、言葉、宗教)→記事

3.生活(住居、交通、娯楽)→記事

4.仕事(経済、産業、雇用、起業)→今回、記事2

5.恋愛(容姿、性格、恋愛観、結婚観)→記事

6.教育(育児、学校、進路)→記事

シンガポールには自身が住んでいたこともあるので、実体験や知り合いに聞いた話、一部ネットが情報ソースになっています。特に今回は堅い話の割にはイメージ論が多いので、あくまでも雰囲気を味わってください。

 

本日は、4.仕事(経済、産業、雇用、起業)。総評はC(普通)。シンガポール全体の成長率は高いが、人材市場や事業環境はレッドオーシャン化中。環境的にもムズカシイ点が多い。日本人であることが特別有利になる状況もない。
長くなってしまったので記事を2つに分けています。

 なお、本テーマについてはだらだら書く割にあまり詳しくありません。詳細、正確な情報がほしい方は、日本語ソースだと下記ブログなどが参考になるはずです:
今日もシンガポールまみれ by うにうに
ぬるりと生きる by シン ※閉鎖中

あとはググりましょう。シンガポール政府のページもかなり見やすいのでオススメです。

 

経済

概況

シンガポールは、経済全般に関しては優良国。基本的にプラス成長を維持し続けており、一人あたりGDPも日本より高い(シンガポール:USD55,000、日本:USD38,000)。金融関係者や富豪がおしあげているなどのからくりはあるものの、なんにせよ政府はGDP成長のために必至に頑張っているのだ。リーマン・ショックまっただ中2008年、2009年の成長率がそれぞれ+1.7%、-0.8%、2010年の成長率が+14.8%というのは圧巻だ。SARSが猛威を振るった2003年、2004年もそれぞれ+4.6%、+9.2%と高い成長率を誇る。どれだけ外部環境が悪条件でも、政府が有効な施策を打ち続けることで成長を維持してきた。とにかく政府の頭がよく、またほぼ独裁制であることもあり、意思決定の精度と速度がピカ一なのだ。そう考えると、今後も国としては堅実に成長していくだろうと個人的には考えている。

日本人

東南アジア諸国の安定性と、シンガポールの現在の統括的ポジション、政府の優秀さを考えると、繁栄は堅実に思える。しかし、シンガポール繁栄のために外国人あるいは日本人が不要ならば、僕達が住みにくい環境になっていくことも確かである。シンガポールは国というよりもひとつの株式会社。利益を生み出すために必要なものにはウェルカム。不要なものには冷たく、排除にかかるだろう。最近は国民の反発もあり、外国人の働きやすさは低下傾向。

 

産業

概況

シンガポールの主な産業は製造業・建築・金融・医療・バイオテクノロジー・観光など。製造業で言えば、ジュロンを始めとした地域に高付加価値の石油化学・エレクトロニクスの工場がたくさんあり、世界に輸出している。建築で言えば、皆さんご存知マリーナ・ベイ・サンズを始めとして、国内は引き続き建築ラッシュ。埋め立てをはじめとしたマリンコンストラクションも盛んだ。
国土も資源もないシンガポールは金融に力を入れている。税率が低く、制度的インフラも整っているので、多くの外資投資銀行ヘッジファンドが香港と並ぶアジアのハブとしてシンガポールに拠点をおいている。外資だけでなくドメスティックの銀行も優秀で、OCBC、DBS、UOBBloomberg のWorld's Strongest Banksの常連。個人投資家・ディーラーもたくさん住んでいる。一人あたりGDPが高くなるのもこうした高付加価値人材や富裕層が集まるからだろう。従ってそれ以外の職についている人々の年収が高いかと言われると...。
医療・バイオテクノロジーも有名。公立病院もあるが、私立病院が圧倒的優勢で、大きなビル(Gleneagles Hospitalなど)に専門のクリニックがテナントを借りて、手術室や検査室などは共用する、といった効率的なシステムを採用している。東南アジア、果ては中東のお金持ちは何かあったらシンガポールにかけこむとかかけこまないとか。金に糸目をつけないお金持ち相手に法外な請求をして訴訟になった医者もいたっけな。公立病院は、NUS(シンガポール国立大学)の病院などがあるが、お金持ちはいかない。「大学出たての若造が半ば練習代わりにメスをもつ」といった噂が流れるほど信用がないからだ。バイオテクノロジーも力を入れていて、例えば大学ではバイオテクノロジーの専門家を高額な給料でヘッドハンティングしているらしいので、腕に自身のある方は就職機会を求めてググってみてはいかが。
観光はいわずもがな。土地・資源が限られながらも外貨獲得に躍起なシンガポールはだいぶ前から継続的に力を入れていて、投資額は莫大だ。伝統的に有名なのはマーライオン。「世界3大がっかり観光地」として名を馳せているが、逆にそれだけ残念なマーライオンをあそこまで有名にし、実際に観光客を呼び寄せたシンガポール政府の広報力には脱帽だ。どうやったのか教えてください。最近ではF1、カジノ、ショッピング、エキシビションなど。

日本人

それでは、シンガポールにいる日本人はどのような産業で働いているか。そもそも、シンガポールにいる日本人は大きく分けて、①駐在、②現地採用、③経営者・個人事業主がある。①駐在員の場合は、ジュロンで製造業や建築関連の工場長や統括的ポジションの人、銀行やヘッジファンドなど金融業界で働く人、JTBを始めとした旅行業者、対日本人教育(塾や学校)従事者などがいる。②現地採用の場合は幅広いが、日本と関連する事業(食品など?)の営業とかが多いのかな。他に職がなくてコールセンター勤務なんて人もいる。③経営者・個人事業主について。昔(80年代~90年台前半)からいる人は駐在員時代に基盤を作って建築・製造業・食品系、観光系で起業し、成功した人がちらほら。最近の人は、シンガポール進出支援コンサルタントとか、新進気鋭の起業家たち、あとはアヤシイ金融関係、個人投資家、ディーラーなど。

 

→2/2へ続く