しょうの自由帳

自由に生きる人のライフログにしようと試みるも書けないことが多すぎて企画倒れ

【1.環境】シンガポール移住情報【気候、自然災害、空気、水、食、街】

南国、クリーン、高級、美食etc…シンガポールに行ってみたいと思う日本人は体感的にはすごく多い。実際旅行しても楽しいし、住んでみるともっと楽しいんです。

そんなシンガポールの移住可能性について検討してみました。基本的には以下のテーマで大まかな内容を書き、特筆すべき点は詳細記事も書きます。

1.環境(気候、空気、水、食、街)→今回

2.文化(国民性、言葉、宗教)→記事

3.生活(住居、交通、娯楽)→記事

4.仕事(経済、産業、雇用、起業)→記事1記事2

5.恋愛(容姿、性格、恋愛観、結婚観)→記事

6.教育(育児、学校、進路)→記事

シンガポールには自身が住んでいたこともあるので、実体験や知り合いに聞いた話、一部ネットが情報ソースになっています。

 

本日は、1.環境(気候、空気、水、食、街)。
総評はA(高評価)。これ以上良好な環境を持つ国はなかなかないのではないでしょうか。日本に住んでいるとなかなか感じませんが、冷静に考えると日本の環境はあまり良くない気がします。特に気候。寒暖激しく、寒い時は乾燥、暑い時はムシムシ、春秋は幸せかとおもいきや、花粉が猛威をふるう。逆に気候以外はかなり恵まれていますが、それでも総合してみると良くないと言わざるを得ません。

 

気候

まさに南国。常夏だが、日本の夏ほど気温は高くなく、平均気温は30度を下回る。島国のため海風も心地よく、体感温度を下げてくれる(特に東部、南部)。雨、スコールが多いのは難点だが、一日中降り続けることは少ないし、暑さを緩和してくれると考えれば許せる。

 

自然災害

自然災害は本当に少ない。地盤が柔らかいらしく、大きな地震は起きない(断言)。従って津波もない。あったとしてもマレー半島を始めとする周囲の島々が守ってくれるだろう。スマトラの時はシンガポールにいなかったけれど、ほとんど揺れなかったそうだ。スコールはあるが、台風は遥か北で発生するのでやってこない。雷は怖いかも。地面は平らで火山はない。花粉症もないので天国だね。

 

空気

空気はキレイ、ではなく、隣国インドネシア焼畑農業により生じる「ヘイズ」に悩まされている。住んでいた頃は体育の授業が何度か中止になったっけ。結膜炎や呼吸器系の不調をもたらすといわれていて、実際に被害もあるそう。しかし個人的にはヘイズで困った経験はあんまりない。そして何よりも日本の花粉症よりもマシな気がする…。

 

水道水も飲めるが、多くの家では調理用にしか使わない。飲用としてはウォーターサーバを設置し、外出時もペットボトルの水を飲んでいる。水に関しては日本があまりにも恵まれているだけで、水云々を言い始めたら外国には住めない気がする。

 

食については語り出したら止まらない気がするので、別の機会に書きますが、概要だけでも。
食料は非常に豊か。個人的には文句なし。日本よりも幅広く、あらゆる食材が手に入る上に安価。シンガポールは時々その物価の高さで取り上げられることが多いが、不動産、車、その他贅沢品の物価が異常に高いだけ。食料や交通など、生活必需品はむしろ安価。食料にもよるが、平均して日本の半分くらいの値段?

また、外食文化が非常に発達している。シンガポール人はほとんど家で料理を作らないのではないかと思うほど。少なくとも朝食・昼食は8割型外食だろう。キャンティーンやホーカーセンターでは中華料理、インド・パキスタン料理、マレーシア・インドネシア料理、西洋料理、日本料理等など、ありとあらゆる料理をリーズナブルな値段で楽しめる。小腹が空いた時にもカフェや路上店舗で多種多様なものが売られているので安心。カレーパフとアイスクリームサンドイッチはかならず食べましょう。

このように種類としては豊富で、豊かさで言えば日本に匹敵します。しかし、全体的な味の傾向・ニュアンスは日本のそれとは違います。スパイシーな料理が多かったり、やけに油っこかったり、日本人からすれば衛生的にチョット不安だったり。確かに住んでいるとたまに日本食が恋しくなります。

 

シンガポールの話をすると、「街が綺麗なんでしょ」といつも聞かれ、クリーンなイメージが浸透していると思う。これは半分正しいが、半分誤りだと思う。確かに、計画された都市ではある。オフィスや店舗、飲食店、住まいはそれぞれ種別毎に集約され、非常に統一感があるし、利便性も高い。高層ビルをたくさん立てることで国土が狭いこの国をかなり開放感のある街に仕立て上げており、広い公園や緑も多い。南国の花や植物は種類も豊富でスケールもでかく、見ていて飽きない。ゴミは少ない。道路も交通量は多いが綺麗。

一方で、ちょっと小さな道にでればそこは小汚い路地だったりもする。市場は生臭いし、日本人からすれば衛生的に心配になる部分もある。それでもやはり、全体としては十分美しい環境が整えられており、魅力的なのは間違いない。

 

要するに、ちょっと暑いが過ごしやすい夏に加え、豊かな食ときれいな街。ヘイズだけ我慢すれば環境は文句なしってことです。シンガポールいいですね。

 

ちなみに、シンガポールの話をすると決まって「ガム食べちゃダメなんでしょ?」と聞かれますが、実は最近はそんなことありません。飛行機で持ち込んでもほとんど黙認され、家の中で食べる分には問題ありません(外で食べることは推奨しません)。法的にはアウトでも事実上黙認されているといったイメージです。

 

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